マリポサというところに向かいます。
サンフランシスコに一週間というのはちょっと長いので何処へ行こうかと旅行前に迷っていました。
ワインで有名なナパバレーやソノマバレーもいいな。
カーメルやモントレーもいいなぁ~。と考えていましたが、ヨセミテ国立公園へ行くことにしました。
ヨセミテ国立公園の中のホテルなどはずいぶん前から予約が必要だと聞いています。
私たちの宿泊は金土なので土壇場まで迷っていた私たちには無理でしょう。(懐にもやさしくないお値段でしょうし。)
マリポサというところに宿を取りました。
翌朝、目が覚めると残念なことに霧のような細かい雨が降っていました。
行くだけ行ってみようとヨセミテバレーに行ってみましたが、霞んで遠い岩山など見えません。
予定変更。今まで行ったことがなかったマリポサグローブへ行くことにしました。
実は、私にとってヨセミテは今回4回目なのです。(ヨセミテ好き)
2度目は主人が初めて、3度目は主人の両親が初めて。
今回は行ったことがないところへも行きたいなぁと思っていたのです。

ワウォナ・ホテルの近くにインフォメーションがあるのです。
インフォメーションの方がマリポサグローブの駐車場が小さいからシャトルバスを使うといいと教えてくれました。
でもその前に歴史のあるホテルを見物。

裏手にも別棟になったコテージがいくつかあって、周囲は大きな木に囲まれてこんなホテルに泊まるのも素敵でしょうねぇ。
マリポサグローブはジャイアントセコイアやレッドウッドの森があるところです。
かつては北カリフォルニアにたくさんあったそうですが、今では国立公園でしかお目にかかれないようです。
マリポサグローブはトラムツアーがあるのですが、雨で中止。
歩いて見てまわりました。霧のようだった雨も上がって歩くのも楽しいのです。

倒れた木が横たわっています。すごく大きいのです。
根っこがすごいの。↓

う~ん、根っこを全部いれて写してほしかったなぁ。
人が通り抜けられるようになった木。↓

子どもの頃乗りもが通り抜ける大きな木を写真で見たことがあったのですが、それはこれではないようです。(英語の教科書で見たのだったかな?)
馬車が通り抜けられるほどのその大木は倒れてしまったと聞いていました。
それを見に行こうとどんどん歩いて行きました。

バタンと倒れたこの大木、ここに見えているのはそのトンネルの半分。
ジャイアントセコイアは大きな木ですが根が地表を這うように育つ。
なのでこんなに大きいのにある時バタンと倒れてしまうのですね。
何時間歩き回ったかしら?
鹿やリスを見かけました。
リスがどんぐりを埋めるってことは知っていたけれど、目の前でどんぐりを埋めてるのをみたのは初めて~。
大事そうに埋めてましたよ。そしていくつかは忘れてしまうのですね。
忘れられたどんぐりは芽を出し木になり森が育つ。
歩いていた時、すぐ側の林からガサガサっと音が。
アメリカの国立公園にいると聞いていたけれど今まで行ったところでは見たことがなかったボブキャットを見かけました。
やま猫ですね。

1メートルちょっとまで大きくなるそうです。
夏の頃は茶色いそうですが、秋になってグレーの毛色になっていたようです。
ボブキャットも数が減っているらしいです。
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