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英語多読 もう一度Allen Sayさんの絵本

Allen Sayさんの絵本を再読しました。
これは3部作というか、SayさんのおじいさんとおかあさんとSayさんの幼い頃の思い出の3作となっています。

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★Grandfather’s Journey

おじいさんは若い頃海を渡りアメリカを見て廻りいろんな人と出会い
そしてカリフォルニアを気に入ります。
日本からお嫁さんを連れて帰り、娘が生まれますが、
望郷の思いにかられて家族で日本に帰ります。
そして、娘に子ども「私」が生まれ、孫の「私」にカリフォルニアを懐かしんで話すのです。


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★Tea with Milk

マサコはサンフランシスコで育ちましたが、両親の国、日本に帰ることになりました。
高校を卒業していた彼女は大学に進むことを望んでいたのですが、
親の考えで日本語を学ぶためにもう一度高校に入学します。
ガイジンと呼ばれ、居場所を見つけられないマサコ。
着物にも日本の文化にも、田舎の暮らしにもなじめません。
とうとう、家を出て大阪に出て仕事をはじめます。

「自分にはもっと仕事ができるはず」と上司に談判するところなど「この人はアメリカ人なんだなぁ」と思います。
苦労したことだろうと思います。戦前の日本ですもの。

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★Tree of Cranes

ある日遊びから帰ってくるとおかあさんがいつもと様子がちがうのです。
居間で折鶴をたくさん作っています。
「1000羽折ると願い事が叶うのよ。」と教えてもらいます。
夜になると「僕」が生まれた時に植えられた松の木を掘り起こしています。
今日はなんだかおかあさんの様子が違います。
掘り起こした松の木に折鶴を飾って「僕」を膝にのせて、
お母さんは懐かしそうに自分が育った暖かいカリフォルニアの話をしてくれるのです。

何時頃のことでしょうか、戦争が始まって間もない頃でしょうか。
おかあさんの願いは「平和で静かなこと」。
おかあさんが松ノ木を掘り起こしていたのはお正月の七日前。
子供の頃の思い出を絵本になさっています。

おじいさんはアメリカにいる時は日本を懐かしみ、日本にいる時はアメリカを懐かしんでいました。
おかあさんは自分が育ったカリフォルニアを懐かしんで話していました。
後にアメリカに移り住んだSayさんは二人の気持ちが手に取るようにわかっていたのでしょう。

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