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英語多読 ‟The Big Wave”

ピューリッツァー賞やノーベル文学賞を受賞したパール・バック。
そのパール・バックが書いた児童書です。

多読のお仲間にお借りしました。
お借りすると、自分で買わなかったなぁと思う本と出合うことができますね。
「面白そう」とか思って英語の児童書を選ぶので、深刻そうな題名だと躊躇する私。
お仲間のおかげでよい本に出合えました。

     

★The Big Wave / Pearl S. Buck

農家の子キノは漁師の子ジヤと友達。
ふたりの少年は海で遊びますがキノはジヤや漁師たちが海を恐れていることを不思議に思っています。
ある日、キノたちの畑のまだ上の火山が煙をあげます。
そして、その後に「大きな波」津波がやってきたのです。
家を守ろうとするジヤの両親と兄。
両親は一番小さいジヤを山に逃げるように言います。
やがて津波は漁師の家々を持ち去り、
まるでそこには人が住んでいなかったかのように砂浜だけが残りました。
キノの家族たちはジヤを家族に迎えます。
ジヤはショックと悲しみから立ち上るのに時間が必要。
キノの家族たちは、ただそばにいてやり、ジヤの心を思いやり
ジヤはやがて悲しみから立ち上がるのです。

キノの父親の言葉
Life is stronger than death
何度も出てきますが、自分で悲しみを乗り越えることは重要ですが、なかなか時間がかかるのではと思います。
自分以外の助けも必要ですね。

物語の中でジヤやほかの漁師たちは、もと住んでいた浜に家を建てます。
前は海、後ろは山。
日本にはそんなところがたくさんあります。
ずっとずっと昔から、そんな惨事が起こっても日本人はそこで暮らしてきたのですね。

今では英語でもtunamiで通じますが、この本が書かれたころはBig Waveだったのですね。
パール・バックは中国で育ったそうで、日本にもいたことがあるそうです。
アジア的?いえ、日本的な感情も西洋人とは少し違って理解できたのかもしれません。
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テーマ: 洋書の児童書 | ジャンル: 本・雑誌

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