アメリカンガールのシリーズは文章を書いている人が複数人いるんです。
でも、物語ごとに担当する作家さんがいるのだと思っていたんです。
このサマンサの物語は何人かで書かれているようなんです。
どうしてかしら?
文章の感じが大きく変わることもないので、違和感はありませんね。よかった~
![]() | Happy Birthday, Samantha: A Springtime Story (American Girls Collection) (1987/12) Valerie Tripp、Robert Grace 他 商品詳細を見る |
★Happy Birthday, Samantha! (A Spring Story)/ Valerie Tripp (Samantha's Story #4)
サマンサのお誕生日。
おばあさまはサマンサの誕生日のパーティーを開きます。
サマンサのところには、叔父さんと結婚したコーネリアの双子の妹たちが来ています。
年頃の近いサマンサと双子のアガサとアグネス。
サマンサの友達たちは、都会からきたアガサとアグネスにちょっとはにかんでいますよ。
ガードおじさんとコーネリアは子犬を飼っていて、子どもたちには人気。
でも、ちょっとやんちゃです。
おばあさまのところでも、サマンサが出かけたガードおじさんのニューヨークでも、この子犬が走り回ります。
この頃、まだアメリカでは女性に投票権がないのです。
女性たちが集会を開いて投票の権利を得るために集会を開いています。
コーネリアはそこに参加。
考えが古いおばあさまは、こういう集会にいい顔をしません。
でもね、このおばあさま、なかなかいいのです。
この巻にかぎったことではないのですが、旧式な暮らしや考え方を大切にしながらも、
新しい考えにも耳を傾けることのできる人です。
スポンサーサイト