食べてばかりではいけません!
お店は日曜日で閉まっていても教会なら~
と思っていた私。
イタリアってシエスタという習慣があったのでした~。忘れてた!
教会、スーパーマーケット、パン屋さんにいたるまで、だいたい12時30分~3時ごろまで閉まってしまうのです。
中が見たいなぁと思っていた教会の扉も硬く閉ざされています。(ガクッ)
教会まで...
パルマの町はおしゃれなお店が並ぶところでした。
お店はみーんな閉まってますがね。(涙)
まぁ、お高いブランドのお店などは、どうせお店が開いていてもウィンドウショッピングなんですけどね。
ブラブラしているうちに教会の扉が開く時間になっていたようです。
実は、教会の扉が閉まる時間があることを知らなくて、公開されていないのかと思っていたくらいなのです。
扉を開けて入っていく人を見かけて入ってみると。
目が覚めるようなフレスコ画が!
パルマ大聖堂の中です。
壁にも、天井にも。
とても立体的に描かれていて、そこに彫り物の像があるかのように見えるのです。
首が痛くなろうとも、見上げないではいられない迫力です。
ガイドブックも持たず、なんの予備知識もないまま訪れたこの町にこんな立派なフレスコ画があっただなんて。
私ってものを知らないにもほどがあるってもんですね。
コレッジョという方が描いた「聖母の被昇天」↑なのだそうです。
そういえば、8月15日がそのお祝いの日なのだと一昨年の夏に「聖書のお勉強会」みたいなのに参加したときに教わりました。
パイプオルガンもとっても美しいのです。
天気がよくって、教会の中に差し込む光がフレスコ画をとても美しく明るく見せてくれたようです。
もうひとつ教会を見せていただいた。
サンタ・マリア・デッラ・ステッカータ教会。
ここにも、美しいフレスコ画。
あぁ、まぶしい光。
こんなに美しい教会を造るのは、どれだけの情熱が必要だったことでしょう。
なんにも調べてこなかったパルマ。
「美味しいものを食べに行こう!」と思っただけだったのに、こんなに素敵なところだったとは!
わき道を歩くのも楽しい、古い町並み。そぞろ歩きもうれしいものになりました。